アジサイの語源ははっきりしませんが、最古の和歌集『万葉集』では「味狭藍」「安治佐為」、平安時代の辞典『和名類聚抄』では「阿豆佐為」の字をあてて書かれています。
もっとも有力とされているのは、「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」がなまったものとする説です。
樹高は1~2メートル。
葉は光沢のある淡緑色で葉脈のはっきりした卵形で、周囲は鋸歯状。
一般に花といわれている部分は装飾花で、おしべとめしべが退化しており(中性花)、花びらに見えるものは萼(がく)なのだそうです。
ガクアジサイでは密集した両性花の周囲にいくつかの装飾花がみられますが、アジサイ(ホンアジサイ)やセイヨウアジサイではほとんどが装飾花となっています。
西和賀町内では種類にもよりますが、だいたい7月上旬~下旬まで楽しむことができます。