今回は、西和賀の山菜「みず」の紹介をしたいと思います。
みずは、山菜の中でも時期が遅く、気候によって変わってきますが、6月~8月まで採取できます。
そこで私、行ってまいりました。みずを取りに山へ!!
山菜の師匠、山菜取り30年「子野日 範男(ねのひ のりお)」さんに動向させて頂きました。
この方は山が大好きで、本当に山が詳しいんです。
山について語らせたら、一日じゃ足りないくらい教えていただけます。頼もしい方です!!
見わたす限り緑。
山の中は、空気が全然違います。本当に気持ちがイイです。
途中、小さな滝を渡り歩いていくと、見えてきました。お目当てのみずが。
この斜面に生えているのは、ほとんどがみずです。
こんなにたくさん。ただし、こんなに沢山ありますが、細いものや太いものがあるので、自分で見分けて、なるべく太いものを選びます。
みずは太い方が、歯ごたえや甘味が多く美味しいです。
それにしても、この沢山ある所から探すのは一苦労。
師匠は黙々と採っています。
急な崖などおかまいなし。どんどん上へ登っていきます。
急な斜面も物ともせず、登っていく師匠。
師匠は山に慣れているのでいいですが、崖は大変滑りやすくなっていますので、皆さんは、無理をせず十分に気を付けてください。私は、下の方で探しました。
ありました。こんなに沢山のみずが!その中でも太いもの探して沢山採ってきました。
やはり手の届かない高いところには、太いみずが沢山。
凄い量のみずに楽しくて仕方ありません。見てくださいこの量。
沢山採れました。だがしかし、さすが師匠。
採る量も私の3倍くらい違いました。
左が師匠・右が私です。
師匠の採ったみずと比べてみたら、まったく太さが違います。
私的には満足いく太さと思っていましたが、倍は違う。
みず取りに行っている途中には、キノコも生えていて、その中でも初めて見たキノコ。
オレンジ色でオシャレなキノコです。
一見毒キノコのように見えますが、「タマゴダケ」といい、フランス料理などでも使われる美味しいキノコだそうです。
山からの眺めも最高でした。錦秋湖が綺麗に見れて、マイナスイオンを感じながら一休。なんて贅沢なひと時。幸せです。
採ってきたみずはまずは、皮をむきます。
皮むき器などでむくのではなく、一つ一つ手作業でむいていきます。
新鮮なみずは、上の葉っぱの部分からむいていくと、楽にできます。
水分が飛んでしまったみずは、一度水の中に入れ、下の根っこの部分からむいていけばいいそうです。
これで終わりではありません。こっからが、今回の目的。採ったみずの料理です。みずは、山菜の中でも、料理方法が豊富でいろんな食べ方があります。
※山に登り、山菜を採るためには、ルールや注意事項がございます。お気を付けください。