西和賀町を代表とする牛乳といえば『湯田牛乳』。
こだわりと、沢山の手間をかけ大事に仕上げており、飲めばすぐに違いが分かる程絶品です。
昭和28年頃から旧湯田町、旧沢内村で酪農が始まり、昭和30年旧湯田農協に牛乳公社の原形 「ミルク・プラント」が設立。
昭和41年には、町・農協・酪農家・販売店の出資により「株式会社湯田牛乳公社」が設立されました。
湯田牛乳は今まで長い歴史があり、古くから皆さんに愛されているんですね。
市販の牛乳の多くは130℃で2~3秒の高温殺菌で処理されていることが多いのですが、湯田牛乳は72℃で15秒間と低温で長い時間をかけ殺菌しています。
それにより、牛乳本来の風味と栄養を逃がさないように大切に殺菌温度にもこだわっているそうです。
他にも安心・安全な飼育環境。
一部の酪農家ではフリーストール牛舎で牛を育てていて、壁もなく牛がストレスを感じにくいつくりになっています。
乳牛のエサには酪農家さんが育てた牧草・トウモロコシサイレージを豊富に与えています。
生乳は搾乳されてすぐに5℃以下に冷やされ、鮮度を保ったまま工場に毎日運ばれています。
運ばれてきた生乳は24時間以内に殺菌し、新鮮な牛乳をお届けするようにしています。
湯田牛乳は一日におよそ27トン、2万7千本(1000ℓ)の生産量だそうです。
他にも、平成27年6月8日に発売した商品「ヨーグルトにかけるお味噌」も大人気!
「佐々長醸造」(花巻市)と共同で開発!
平成26年に発売した「ヨーグルトにかけるお醤油」好評だったため、お醤油風味に続く新たなヨーグルトソースの開発をして、遂に完成しました。
「お味噌汁の隠し味としてヨーグルトを加えると、ぐっと味が濃くなりおいしさが増す。
それを手掛かりに、発酵食品のお味噌とヨーグルトという意外な組み合わせにたどり着いた」
と湯田牛乳公社の溝渕郁夫専務は話していました。
甘みがあり、ヨーグルトにかけると、チーズケーキのような風味が楽しめます!
そしてこちらが「ヨーグルトにかけるお醤油」です。
フルーティーな甘さと香りが特徴です。少量かけるだけでヨーグルトの味わいの深さが増し、発酵臭が軽減されておいしくお召し上がりいただけます。
ホットケーキやパンにも合う逸品です。
今後も醤油・味噌に続く新たな新商品を考えているそうです。是非一度ご賞味下さい!
湯田牛乳公社で作られている牛乳や、その関連製品が販売されている湯田牛乳公社の直営店はこちら。
住所】 | 和賀郡西和賀町小繋沢55地割138 |
【営業時間】 | 9:00~18:00 |
【電話番号】 | 0197-82-1261 |
【定休日】 | 年中無休 |