寒さ厳しい西和賀の冬。
古くから冬の保存食として伝わる「大根の一本漬け」。家庭によって味加減は違いますが、今回は間木野の高橋初枝さんの「一本漬け」をご紹介します。
大根を一本一本綺麗に洗い、樽に大根を丸ごと入れて漬ける。仕込みは11月から始まるそうです。今年は400本漬けたという初枝さん。
漬ける時に大根の葉っぱも一緒に入れ、重石をしておきます。昔から大根の葉っぱには栄養が沢山ある為、上に葉っぱと塩を入れ漬けると教わったそうです。
皮付きのまま輪切りにして食べるのがおすすめです。
食べると口の中に大根のみずみずしさと、旨味が広がります。
ほどよい塩味とパリパリとした食感。涼しい所に保管するのがポイントだそうです。
お食事のお供に、お酒のつまみに、お茶うけにと、西和賀の食にはなくてはならないものです。
初枝さんの「一本漬け」はとても好評で、町外からも注文があったそうです。
長い間培われてきた技術から生み出される「一本漬け」。歴史ある食文化で、伝えていきたいふるさとの味。
西和賀の冬の味覚「一本漬け」
皆さんも、ぜひ一度召し上がって下さい。
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