湯川沼は、湯川温泉の奥、標高570mの山中にあります。
沼周辺は湯田温泉郷県立自然公園に指定され、保護されています。
1989年公開の映画『風の又三郎』のロケ地にもなりました。
沼には、岸の浮草が水位の変化や氷結の圧力で岸から離れてできた浮島が浮いており、風向きによって場所が移動します。
この浮島は、県の天然記念物に指定されています。
沼の中にはヒツジグサが生育しています。
夏には白い花を咲かせ、秋には浮葉が赤く紅葉し、四季折々の彩りを見せてくれます。
湯川沼へは、林道小俣沢線より「尾根コース(所要時間40分)」「沢コース(所要時間20分)」2つの入り口があります。
ブナやミズナラの林の中の遊歩道は、鳥のさえずりや沢のせせらぎが心地よく、 季節によっていろいろな風景を楽しむことができます。
※林道小俣沢線は、冬季は閉鎖となります。ご注意ください。