こんにちは、小山です。
今回は、雪中いぶりたくあんの取材に行ってきました。
皆さんは、「雪中いぶりたくあん」という食べ物をご存知ですか?
樽の中に、いぶした大根を入れ、その樽を雪の下にうめておきます。
雪の温度と寒さを利用したのが、雪中いぶりたくあんで、西和賀町新町「彩の国」の大石信夫さんところで作っています。
雪中いぶりたくあんは、作り始めて5年目で、今年は700~800本干したそうです。
小屋の天井に大根を紐で結び、何百本も吊るしてありました。
直火だと一定の所にしか火がいかないので、板をやり、まんべんなくいくように工夫していました。
小屋の中は、すごく煙たかったです。
漬物は、いぶすのに3~4日、雪の中で漬けるのに1ヶ月ぐらいで出来上がるそうです。
雪の中は一定の温度0℃で保たれていて、また食品の糖度・甘味が増すからだそうです。
西和賀は、漬物を作るのには最高の環境だ!このいぶりたくあんや雪中キャベツを西和賀オリジナルとして、もっと広めていきたいと大石さんは語っていました。
今回の取材で、大石さんの「気候は地域の資源だ」という言葉から、西和賀の雪を利用し、食品をつくる発想がすごいと私は思いました。
大石さんの、西和賀の特性を活かした食品作りにかける思いを聞けてよかったです。
取材後、雪中いぶりたくあんを利用し作った松前漬けをいただきました。
粘りがあり、とても美味しかったです。
これからどんどん西和賀の地域を活かした商品が、全国に広まればいいなぁと思いました。
雪中キャベツ・雪中いぶりたくあんは、盛岡市の川徳・クロステラス・玉山区・金ヶ崎等の産直で販売しているそうです。
皆さんも、一度雪中いぶりたくあんを召し上がってみてください!