こんにちは!小山です♪
西和賀の冬の夜を彩る恒例行事「雪あかり」が2月7日(土)に開催されました。
1992年、旧湯田町でスタートした雪あかりは「雪国のイメージアップと観光振興」を目的に開催し、2007年からは合併に伴い沢内地区にも拡大して今年で24回目。
町内の協力団体と全世帯に約1万8000本のロウソクが配られ、思い思いの雪像を作りました。
ほっとゆだ駅前では、雪の壁には宮沢賢治の「セロ弾きのゴージュ」をテーマにした作品。
ミニ雪あかり製作体験が行われ、たくさんの方が参加しミニ雪あかりを作りました。
雪像の前やニシワガーなどと記念写真を撮るなど楽しんだり、納豆汁の無料提供もあり長い行列ができとても賑わっていました。
点灯の時間になると、町全体はあたたかな灯りに包まれます。
各地区では温かい豚汁や甘酒、漬け物のサービスで雪あかりを見たお客さんは冷たくなった身体を温めました。
町営湯田スキー場ではタイマツスキーが行われ、炎の列がゲレンデを照らしました。
特別養護老人ホーム光寿苑では今年も「雪見橇」を走らせ、利用者の方たちを乗せ雪あかりを見ました。
今年は雪が少なく道路になかったため、職員や地域の方の手によって雪道を作り回ることになりました。
「ゆだ雪まつり」会場では、ステージにある風神雷神の雪あかりの前で三味線やキッズダンスを披露。
餅まきをした後は、真冬の空に花火が上がりとても綺麗でした。
町内いたる所に並ぶ雪あかりの、ゆらゆらと揺れる幻想的なあかりが町内全体を彩りました。
1年に1夜限りの雪あかり。
町中の雪あかりを見た人の心が、優しく温まる思い出のひとつとして残ったことでしょう。
天気にも恵まれた今年の雪あかりは、温かな灯りとともに幕を閉じました。