西和賀町 雪体験

先日、西和賀町の雪文化体験ということで、雪国研究所の小野寺さんの所に行ってまいりました。

小野寺さんは20年近く前から雪体験をやっています。

雪の上で実際に体験し、楽しみながら雪や冬に使う道具の事を知ってもらいたい!という思いから、雪体験を始めたそうです。

まずは雪の層を見るために地面が見えるまで穴を掘り、雪の断面に色を付けていきます。

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色を付けていくと、横に何層もの線が見えました。

これは気温や降った雪の量で模様がつくそうです。

数えきれない数の層にビックリ!この冬でこんなに多くの雪が降ったんですね。

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この日までに積もった雪は1m27cm。

沢内地区ではひと冬で10m近い雪が降りますが、重さなどで2mくらいまで圧縮される為、地面に近い部分は非常に硬くなっていました。

気温も、外の温度より地面の雪の温度の方が4度近く暖かい事が分かりました。

次は実際にかんじきを履いて雪深い山を探索します。

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かんじきを履くのは初めてという方たちが多く、かんじきを履いていない状態だと膝まで埋まってしまう所も、履くと埋まることなく歩きやすい事に驚いていました。

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黙々と雪の中を歩いていくと、ウサギやキツネなど動物の足跡を発見!

足跡を見てなんの動物か、どんな動きをしていたかなど観察します。

普段、埋まってしまうくらい雪深い所には行く機会もないので、非常に新鮮で貴重な体験をさせていただき感動です。

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雪の勉強をした後は、ケツゾリ!!!

子供だけでなく、大人も大はしゃぎ!とっても楽しい雪体験が出来ました♪

雪体験を終え、雪に対する思いが少し変化しました。

「寒いなー、怖いなー、嫌だなー」といった思いが今までは多かったのですが、雪国だから体験できる事や、雪の楽しみ方などをたくさん知ることが出来て雪が好きになりました。

雪体験は、参加者の趣味や年齢などによって体験内容を変える事が出来るそうです。

ぜひ、多くの方に体験していただき今よりもっと雪を好きになってもらいたいですね。

雪体験の詳しいお問い合わせは、教育委員会生涯学習課(0197-82-2045)までお問合せください。

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