10月18日、秀衡街道観光ガイドの会による「秀衡街道歩こう会」が行われました。
秀衡街道とは平泉が黄金文化として栄えた時代に、秋田県横手市から岩手県西和賀町を経由して北上市まで通じる街道で、金を平泉へと進んだ道とされ、東西を結ぶ重要な行路であったと伝えられています。
今回は秀衡街道の一部である北上市和賀仙人から久那斗神社を通って、峠山に降りるコースを歩きました。
和賀仙人に着くと、「久那斗神社入口」の看板がありました。
そこがこの日歩くコースのスタート地点になります。
まずは久那斗神社を目標に、ガイドの会の方に案内されながら進んでいきました。
この日の天候も雲ひとつなく、紅葉もピークを迎えていたので、景色を楽しみながら秀衡街道を歩いていきました。
徐々に急な坂になっていき、体力の無い私はこの時点で早速疲れてしまいました(汗)
向かう途中には、「森の巨人達100選」にも選ばれた杉の木があります。
この木は推定樹齢が900年、樹高30m、幹周11.50mの巨大な杉の木です。
この木をバックに記念撮影しました!
さらに少し進むと、ようやく久那斗神社が見えてきました。
神社を過ぎ、さらにその先を進んでいくと、このような素晴らしい景色が待っていました。
錦秋湖を眺めながら紅葉を楽しむことができるスポットです!
その後、昔鉱山があったとされる「大荒沢銅山精錬所跡」を見学。
「普段なかなか来られないような所なので来れてよかった」と参加者の方は話していました。
その後、峠山を降り、鷲ノ巣金山跡へ向かいました。
平泉へ運んで行った金を採掘していた所です。
今回歩いたコースは、たくさん見応えのある所が多かったです!
そして紅葉も丁度見頃だったので、最初から最後まで秀衡街道を堪能できるコースでした!
※今回通ったルートは通常は立ち入り禁止区域になっています。
秀衡街道歩こう会のような機会がないと通れない所になっていますので、来年機会があれば是非行ってみてはいかがでしょうか!