3月13日、西和賀町文化創造館Uホールにて「湯田温泉峡風呂美術大学2016冬」が行われました。
このプロジェクトは「温泉旅館の作品化」からスタートし、町内全体に活動のフィールドを広げてきた美術生のプロジェクトです。
美大生の皆さんは、2月29日から3月14日までの期間、温泉旅館に寝泊まりしながら作品作りに取り組んできました。
今回は普段誰もが利用している「道」をテーマとした彫刻作品。その中でも最も身近な「歩く」という事に着目し、自身の足で一歩一歩を積み重ね、体を移動させること。移動を実感すること。それらに「歩く」意味を見出した作品となっております。
美大生の皆さんが生活している場所から西和賀町文化創造館銀河ホールまでの歩数(4659474)と同じ数だけの木を掘り続けました。
作品発表当日には、お客さんの前でパフォーマンスを披露し最終的な作品が完成。
企画を担当した西川由里子さんは「合宿期間中息詰まった時もあったが、なんどもなんどもみんなで会議を重ねてきました。作品発表を無事に迎えることが出来て本当によかった!」と話してくれました。
斬新な作品にみなさん魅了された様子です。
湯田温泉峡風呂美術大学の皆さん本当にお疲れ様でした。