こんにちは、小山です。
結ハウスの目印とも言える、わら人形の着せ替え作業が3月31日にありました。
西和賀町では白木野・左草・下前地域で、伝統行事「人形送り」が行われておりますが、その時の厄払い人形を大きくしたわら人形が結ハウスの前にあります。
「日本一大きなわら人形」は身丈5メートル・両手を広げた幅は4.3メートル。
迫力あるわら人形です。
この人形は結ハウスが出来た時からあるものだそうで、毎年、白木野地区の方達は着せ替え作業を行っているそうです。
一年間、風雨にさらされ黒くなったわらが取り外され、土台のみとなったわら人形は寒そうでした。
寒い中、手作業で編んだわらを手・足・胴・頭とパーツごとに新しいものに替えました。
わらはすぐダメになることから、毎年着せ替え作業を行っていて70~80束の作業わらが使われているそうです。
ひとつひとつ手作業でやる為、衣替えは農作業が暇なこの時期にしていたとの事。
なかなか後継者がいなく、大変だとおっしゃっていました。
新しいわらに着せ替え、りりしい姿になりわら人形も嬉しそうです。
今年一年、西和賀町の無病息災・豊作を祈願して、守り続けるでしょう!