東北もいよいよ梅雨入りしましたが、今日は梅雨の晴れ間のいい天気の西和賀町です。
今日は、先日行った女神山の登山口付近にある滝を取材してきました。
付近には大小9つの滝がありますが、そのうち「白糸の滝」「姥滝」「降る滝」の3つが「女神三滝」と呼ばれています。
小道を進むこと数分、やがて林の間から大きな滝が見えてきます。
そこが、最初に目指す「白糸の滝」です。
分岐する小道を下っていきます。
やや傾斜が厳しいので、撮影機材を背負って下るのも大変です。
行かれる際は極力身軽に、それから足元のしっかりしたものを履いていくといいです。
川に入ることも想定して、長靴があると便利ですよ。
下まで降りて、沢沿いを少し進むと、やがて目の前に大きな「白糸の滝」が見えてきます。
その名の通り、まるで幾つもの絹の糸を広げて垂らしたような様は、優雅ささえ感じられる優しい印象の滝です。
落差は40mあります。カメラマンと比べるとその大きさがおわかりでしょうか?
「白糸の滝」の左手の小道を進んですぐ、そこに現れるのが「姥滝」です。
4段の段瀑で、「白糸の滝」と比べるとやや規模は小さいですが、滝壺付近まで近づけるので、迫力を存分に味わえます。
2つの滝に別れを告げ、一旦分岐点まで戻ります。
険しい下り道は、やはり上りも険しいですね。
トラロープを吊るしてありますので、遠慮なく活用しましょう。
分岐点まで戻れば、あとは比較的平坦な道です。
間もなく沢が見えてきますので、上流目指して沢伝いに進みます。
晴れた日でも比較的涼しく、せせらぎも耳に優しく感じられます。
やがて右手に現れるのが、先日も立ち寄った「女神霊泉」。
ちなみに標識に立て掛けている棒切れは、スタート地点より杖代わりに使っていたものです。
帰りにちゃんとスタート地点に置いてきましたので、もし訪れた際にまだあったら、遠慮なく使ってください。
行列で歩けば、ドラクエの魔法使いになった気分も味わえますよ。
そこから上流に向かってすぐあるのが「高清水」。
周辺では数少ない分岐瀑です。
そして、今回の最終目的地。
女神三滝の3つ目「降る滝」です。
先日はあまり近づけませんでしたが、今日は滝壺付近まで行ってみました。
さすがに真下まで行くと、落差50mの迫力は倍増です!
まさにその名を体感できます。
水しぶきが舞い、マイナスイオンを存分に吸収してきましたよ。
前日が雨天だったので、今日は全体的に水量が多く迫力がありました。
なお、今回収録した模様は、めんこいテレビで毎週日曜日・11:45より放送中の『西和賀ほっとだより』で放送されます。
放送日は6/30の予定です。
お楽しみに!
(さとう)