北限の雪ツバキ

みなさん、『雪ツバキ』という花をご存知ですか?

山地型のツバキで、日本海側の雪の多い地帯に野生する種の花です。

その雪ツバキが自生する北限の地が、西和賀町にあります。

 

場所は白木峠。

国道107号線を秋田方面に向かい、『雪ツバキ群生地』の看板を右折して進んだところにあります。

道なりに進むと、白木峠の案内看板があり、その看板の左の道を進みます。

道幅が狭いので慎重に…。

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さらに道なりに進むと、右側に駐車スペースがあります。

目印は『山火事注意』の横断幕。

ここが白木峠登山道のスタート地点です。

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登山道には、まだ残雪が残っていました。

ぬかるみも多いので、長靴を履いていくといいですね。

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登山道の脇を流れる、小川のせせらぎが心地よいです。

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道すがらの木々の中には、春もみじも見られました。

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登山道入り口から、ゆっくり歩くこと約5分。

だんだんと、雪ツバキの木が見えてきました。

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つぼみも多く見られましたので、もうしばらくは楽しめることができそうです。

 

≪参考≫

雪ツバキの分布と生育環境

本州の東北地方から北陸地方の日本海側に分布し、ブナ帯林の林床などに自生する。エゾユズリハ、ヒメモチ、ヒメアオキ、ツルシキミ、ハイイヌガヤなどの日本海要素の常緑地這植物とともに、ブナ林やコナラ林など落葉樹林の林床にみられる。

このような地域は多雪地帯であり、冬季には三ヶ月にもわたって数メートルの雪に覆われる。その間、ユキツバキは雪に覆われて地表に押しつけられた形で過ごし、春に雪解けが始まるとその姿を現す。すると、倒れていた枝は次第に立ち上がり、花をつける。花期は地域にもよるが四月中旬~下旬。森林下の株では花数が少なく、一枝に複数個をつけることは希だが、林縁部ではより花数が多い株も見られる。

※ウィキペディアより引用

 

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