こんにちは、小山です。
1月18日せんだん保育所から餅つき会とわらぞうり作りがあると聞き、取材に行ってきました。
せんだん保育所では、昔からある行事の一つだそうです。ぞうりを作るために必要なガマが準備されていました。
ガマは、秋に子供達が収穫し干しておいたそうです。ガマとは、池や沼地に生殖している多年草の植物で、昔はぞうりによく使用されていたんだそうです。
なぜここの保育所で昔からぞうりづくりが行われていたかというと、わらぞうりは土踏まずを形成するのに一番良いと言われており、子供達が夏に履くため、子供達と保護者が一緒になって作るとのこと。
この日は、講師として地域の老人クラブの方達が来て下さいました。
慣れない作業の中、編み方の説明を聞きながら作っていました。
さすが、おじいちゃんおばあちゃん達はあっという間に作っていました。
初めてぞうり作りを見ましたが、お年寄りの方々がひとつずつ手作業で丁寧に編んでいく。
どの作業も難しそうで、教えていた老人クラブの方は「何回やっても短時間でぞうりを作るのは難しい」と話してくれました。
保護者の方にとっては、地道な作業で大変ですが、子供達にとっては素敵な思い出になるなぁと思いました。
子供達も鼻緒の部分を作るのを手伝っていましたよ!
餅つきでは、お父さん達が頑張っていて、子供達は歌を歌ったり、声をかけたりして応援していました。
子供達も参加し、お友達と一緒につきました。
ついたもちは、お母さん達が、形を整え味をつけていました。
ぞうりも完成!
小さなぞうりが並べられていてとてもかわいかったです。
皆さんで、ついたもちと大根や人参が入った具沢山のお味噌汁を食べました。
お味噌汁の中の大根や人参・ゴボウは子供達が切ったそうです。
お餅も、きなこ・あんこ・醤油と三種類♪
中には納豆をつけて食べる子もいました。
地域の方達と行事を通して交流がある。子供は町の宝ですね!
※この様子は、動画ニュースでもご覧いただけます。